ええええ人生

2児の父母育児雑記です。

デスパレートな妻たち・リネット名言集

こんにちは。

 

私現在育休中の身。

何とかして英語を勉強したく、海外ドラマを英語字幕で見始めました。

そこでハマったのがこちら、「デスパレートな妻たち」。

もうかなり前のドラマになるかと思いますが、恋愛あり、殺人あり、ゴシップありの、いかにも海外ドラマ!って感じのストーリーに毎日楽しませてもらっています。

 

中でも好きなのが、主要登場人物の一人、リネット。彼女は6歳の男の子の双子、5歳の男の子、0歳の女の子の4人の母。

産前はvice presidentまで昇進したものの出産を期に退職し、以降専業主婦として毎日奮闘しています。

 

そんな彼女、ちょくちょく名言を紡いでいるので、ここで自分の備忘も兼ねて紹介したいと思います。

 

シーズン1 第8話

子供たちの傍若無人ぷりにリネットが憔悴しきっているとき、スーザンとブリーが駆けつけて会話するシーン。

Lynette「I love my kids so much.I'm sorry they have me as a mother.」

Bree「Lynette,you are a great mother.」

Lynette No,I'm not.I can't do it.I'm so tired of feeling like a failure.It's so humiliating.」

4人の育児を乗り切るために薬を飲んでいたことを恥じるリネット。

Lynette「That's what so humiliating.Other mom's don't need help.Other mom's make it looks so easy.All I do is complain.」

 Susan 「When Julie was a baby,I was out of my mind almost everyday.」

Bree 「I got so upset when Andrew and Danielle were little,I used their nap times to cry.」

Lynette 「Why didn't you ever tell me this?」

Bree 「Nobody likes to admit that they can't handle the pressure.」

Lynette 「We should tell each other this stuff!

Susan It helps,huh? 」

Lynette 「yeah.It really does.」

育児の辛さを語り合うこと、大事ですよね。

 

シーズン1 第13話

屋根に登ってしまった三男パーカーに降りるよう説得するリネット。しかしパーカーはやれを聞こうとしません。そこへ、義父が登場し、こう説得します。

「Parker,I got a question for you.It's an important question.Only a girl would be afraid to come down the ladder.You're not a little girl,are you? I'm not looking at a little girlie-girl,am I?」

素直に降りるパーカー。

Tom「You got him down.How'd he do that?」

Lynette 「Sexism.」

バッサリですね。

 

シーズン1 第15話

Tom:I'm setting up new offices from Seattle to L.A. I told you that.

Lynette:No,you didn't.

Tom:OK.It's gonna be a little bit more travel,but...

Lynette:Tom,you're barely here half the time as it is.Now you're gonna have,what,twice the workload?

Tom:Honey,please don't ruin this.

Lynette:You should have consulted with me.

Tom:I did! You told me to stop being a shrinking violet and step up.

Lynette:I thought this was in-house position.I know what this means to you.

Tom:No,you don't.I am 41 years old.If I don't make vice president now, it's never gonna happen.This is my career. It's important to me.

Lynette:So was mine.But I'm here,aren't I?

Tom:I'm gonna take the job.

 

結局仕事を取って昇進したトム。

リネットの、「私だってキャリアは大切だった。でも今ここ(家)にいる」という言葉が、今の私には響くんです…!

 

 

シーズン1 第19話

面倒な隣人、マクラスキーさんに悩まされていたリネット。マクラスキーさんが倒れた時助けたことから懐かれてしまい、あれこれ親切にされてしまうことに辟易して冷たく接したところ、彼女は怒って自宅に引きこもることに。

しかし、マクラスキーさんの郵便物が玄関前に溜まっていくことを不安に思ったリネットは、彼女を訪ねます(優しい)。マクラスキーさんは元気で、リネットにやはり塩対応なため、リネットはさんの家から帰ろうとしたのですが。

Mccluskey:Before you go,open these,would you,and put out the pills? Don't get your hands all over them. God knows what your kids pick up. Last thing I need's a case of pink eye.

Lynette:You're a piece of work,you know that?This is crazy,why do they give you child-proof caps? First thing tomorrow, I'll take you to pharmacy and get new bottles.

Muccluskey:Don't do me any favors.You don't even like me.I don't want you to feel obligated.

Lynette:Let me tell you something.Half of life is obligations.You don't wanna go to your husband's company Christmas party but you do. You don't wanna sell candy so your kid's band can buy piccolos,but you do. You attend your third cousin's wedding,pick up the dry-cleaning. That's life, it's obligations. And you are now my obligation. So tomorrow morning,we go to the pharmacy.

Muccluskey:Gee, I'm touched by your outpouring of compassion.

Lynette:We don't have to be friends. But we're two human beings, living on the same piece of earth. We can at least try and help each other out once in a while.

 

人生の半分は義務。私達は友達になる必要はない。そう言い切るリネットでしたが、ドライな言葉とは裏腹に、同じ地球の片隅にいるのだから助け合って生きていくのだとマクラスキーさんを諭します。恩に着せるでもなく、それが当たり前なのだと言い切るリネット。素敵です。

 

シーズン2 第1話

夫の退職により、働くために面接を受けるリネット。

This office is a paradise.Grown-ups talking about grown-up things.No screaming,no vomiting,no boogers under the table.You gonna have to drag me outta here kicking and screaming weekends,holidays,whenever.

確かに職場は自分の仕事に集中できますもんね。

そして最終面接を受けるリネット。しかしそこで、受付で預けてきた娘が放置されて危険な状態になり、やむなく面接に同席させることに。泣く娘を静かにさせるようにと面接官。オムツを替えるから2分くれと頼むリネット。短気な面接官は即面接を打ち切ろうとします。

Then watch me multitask.Here's how I see it.You guys run a really good shop,but if you want your agency to go to the next level,you have to focus on two things.First,you've gotta wln some awards.Do some P.S.A.S,PRO BONO stuff,whatever.it takes,because whether they admit it or not,clients care about what's in your trophy case.Two-your web site.It's the first thing a client's gonna look at,and it's hard to navigate.there's no site map.It just wasn't built for people who grow up without computers.

 

オムツ替えをしながら、パパパーッと社の改善点までプレゼンし、マルチタスクであることを証明してみせたリネット。

 

かっこいいですね…!

子鉄必見!!リニアの体験乗車は興奮間違いなし!!!

2028年に営業運転を予定している、最高時速500km/hを誇る乗り物。

 

リニア中央新幹線!!!

 

我が家、営業運転開始より一足早く、リニアの体験乗車をしてきました。大人も子供も大興奮でしたので、そのレポートとオススメポイントをご紹介します!

 

1.リニア中央新幹線とは

 

JR東海が建設・営業予定。

2027年の先行開業を目指している。

品川〜名古屋駅間を最速で40分で結ぶ予定。

さらに2037年には東京都 〜大阪の全線運行を開始予定で、実現すれば東京〜大阪間が最速67分で結ばれることになるという、夢のような超特急。

 

2.リニア体験乗車とは

 

JR東海が主催している、リニアの走行試験にあわせて一般向けにリニアの高速走行を体験できるというイベント。
体験乗車は抽選制。募集は不定期。4か月に一度ほど、体験乗車のHPhttps://linear.jr-central.co.jp/に「体験乗車の実施について」といった案内が掲載されるので、そちらから申込み。

 

集合場所は、山梨実験センター(山梨県都留市小形山)。

 

申込み後、大人1人あたり2160円を支払う(※一定期間を経過後はキャンセル料を支払えばキャンセル可)。

未就学児は無料なので、我が家は大人2人分(横並び2席(1区画))で申込み。

 

3.当選案内から乗車まで

2回の落選通知を経て、三度目の正直で当選!当選通知はこちら↓


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これが届いた時は興奮しました!

まさか当たるとは、って感じなのですが、ちょくちょくやってるイベントで乗車の延べ人数は数万人になっているとのことなので、当たりにくいけど当たらないわけではなさそうです。

 

乗車のためには、イベント前に自宅に届くハガキを持参して山梨県都留市にGO!

 



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会場はこんなふうに道路沿いな看板が出ているので、迷う心配はありません。

ちなみに大月駅から体験乗車会場の徒歩5分くらいのところまでバスも出ているのでそちらを利用してもOK。


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また、案内ハガキには「駐車場はないので公共交通機関のご利用をお願いします」とありますが、実験施設の横にリニア館という施設があり、そちらの広い広い駐車場を使うことができます(無料)。車で行く人も何ら心配なし!!

 

では次回は、いよいよ乗車です!!

続く

 

 

潜在性二分脊椎症の予防的手術とその後

前回の記事はこちら↓

潜在性二分脊椎症の疑いから受診まで

http://eeeelife.hatenablog.com/entry/2018/02/15/154243

 

潜在性二分脊椎症の疑いから検査入院

http://eeeelife.hatenablog.com/entry/2018/02/16/114624

 

潜在性二分脊椎症の予防的手術に向けて

 

http://eeeelife.hatenablog.com/entry/2018/11/28/171922

 

手術の前日、長男を保育園に預けて、私と夫で入院手続き。

入院した病院はたまたま建て直したばかりでとてもキレイでした。

 

キッズスペースも完備。時間によっては保育士さんまでいてくれるという素晴らしい環境です。

 

入院初日は手術の日。

朝食後は絶食で、手術の時間を待ちます。

 

昼頃、次男が手術室へ連れて行かれました。その間、私と夫は家族待合室で手術が終わるのを待ちます。

昼食を食べていなかったので、病院近くのドトールへ。私は以来ドトールを見ると、次男の手術のことを思い出すようになりました。

雪といいドトールといい(笑)

 

予定より1時間ほど早い午後3時すぎ、待合室に担当医師が来て、「手術は無事に終わりました」と話してくれました。本当に安心しました。

 

次男はPICUに運ばれ、麻酔でまだ眠った状態。うつぶせで熟睡していましたが、普段の睡眠とは何となく顔つきが違う感じでした。

 

今日はこのままPICUで看護師と医師とが様子を見るので、帰ってよいと言われ、病院をあとに。次男頑張ったな、手術が成功して良かったな、そのことばかり夫と話し合いました。

 

そして何より、この病気の可能性を示唆してくれた、Twitterのとある方には、感謝してもしたりません。

 

久々に夫と私と長男の3人だけの夜。

長男には、「次男君、手術頑張ったんだよ。帰ってきたら褒めてあげてね」と伝えておきました。

 

お疲れ様、次男。


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潜在性二分脊椎症の予防的手術に向けて

前回の記事はこちら↓

潜在性二分脊椎症の疑いから受診まで

http://eeeelife.hatenablog.com/entry/2018/02/15/154243

 

潜在性二分脊椎症の疑いから検査入院

http://eeeelife.hatenablog.com/entry/2018/02/16/114624

 

 

検査の結果、潜在性二分脊椎症で間違いないだろうという指摘を得た次男。

 

正直、頭が真っ白になりました。

もしかしたら、排尿障害、下半身麻痺が次男の身に起こってしまうかもしれない。

どうしようと、そればかり考えていました。

 

その朝、長男を保育園に送った足で病院へ。

次回の診察の予約だけして、夫と次男と帰宅しました。

 

私は検査結果の事実しか知らされていませんでしたが、夫は医師から様々な話を聞いていました。

 

現状症状は出ていないが、いつ症状が出るか分からない状態であること。

症状が発現するのを予防する手術があること。

手術自体はそこまで難しいものではなく、4.5時間で終わること。

次男の神経は背中の皮膚に癒着しているけども、複雑な癒着の仕方ではないため、手術すれば高確率で症状の発現が防げるだろうこと。

 

 

このような説明を聞き、手術をしようと思うに至りました。

 

 

次の受診日に、再度医師から同様の説明があり、私たち夫婦としても手術を望んでいると伝えたところ、受診日から1か月も経たない日に医師の予定が空いており、手術日が決まりました。

 

手術自体は大変ではないとはいえ、背中にメスを入れ、神経の癒着をはがすというもので、手術後も48時間はうつ伏せの状態でいなければなりません。立ち上がるのは厳禁。

 

ところが次男、手術当時8ヶ月は、立ち上がりたい盛りでした。つきっきりで誰かが見ていなければいけません。

私自身は育休中でしたが、夫は働いていましたし、長男の保育園の送迎もある。手術だけでなく、様々な課題があります。

 

入院中の土曜には、長男の保育園の生活発表会も予定されていました。これは夫婦で見たいし、どうすれば…と考えた結果、私や夫の母に頼み、病院への付き添いをお願いしました。

 

家族総出での入院生活の始まりです。

 

 


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↑おまけ

次男の検査入院の日、手術の日はどちらも大雪が降りました。

その日以来、雪が降るとなんとなく、次男の入院の頃の気持ちを思い出すようになりました。

我が家のトイトレ二転三転

ツマです。

今日は我が家のトイレトレーニングについて語りたいと思います。

正直トイレトレーニング、略してトイトレは面倒。

だって今まで外出先でもオムツにジャー、だったのが、「おしっこ!」と言われたらトイレを探さなきゃならなくなるわけですから。

 

私が面倒。

 

なのでついつい先延ばしにしてたんですけど、保育園の先生からも「そろそろ昼間はパンツでいましょうか」と言われてしぶしぶスタートすることに。

 

んで、スタートするからにはスピーディに完了しちゃえ!と気合を入れたんですけどね。それは大変に甘かったです。

 

まずうちの長男の状況がこちらです。

 

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やる気がない。

おしっこをトイレでする気がない。

 

 

しかし、世の中の親御さん、先人たちは様々な知恵を振り絞ってトイトレをこなしてるわけです。

私もその知恵にあやかりました。

 

鉄道オタクの長男にはこれだ!!

どん!

 
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 路線図のシール台〜!!!

おしっこできたら電車のシールを駅のところに貼ろうね!と。

 

長男食いつきましたよね。さっそく。

 

でも、これね…意外と効かなかった…

絶対効くと思ったのに、シールは貼りたいされどトイレは嫌、という時期が続きましたね…

 

作戦失敗。

地道に地道にトイレに誘い、おしっこに誘導していきました…。

たぶん季節が秋〜冬で、トイレが寒いから行きたくない、とか、おもちゃで遊んでる途中にトイレに行きたくない、とか、色々理由はあったんでしょうね…。

 

そして季節は春に近づいた頃。

 
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こうなりました。

おお、進歩!!パンツを履きたがるようになったんです。

精神の成長か、保育園のお友達の影響か?

オムツの不快さにようやく気付いたのか?

この時長男3歳と少し。

だんだん尿意というものが分かってきたみたいでした。

 

そして。


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ついに。

昼間はほぼほぼおしっこを漏らさないところまで来ました。

私も長男がおしっこできたら褒めちぎりますからね、褒めちぎっては投げちぎっては投げ。

 

長男も「立っておしっこできるんだ〜」と嬉しそうでした!!

 

 

周りの友達からは、「トイトレをはじめてわりとすぐにオムツ外れた」とか「始めたら集中的にやるのがベスト」とか、色々意見もらいました。

 

でもね。

 

個人差!!!

 

ですね。

 

私が心がけたことを強いて挙げるとすると、「オムツがはずれなくてもさして焦らなかったこと」くらいですね…。

 

だって外出先でトイレ探すの面倒じゃん(二回目)

 

 

あ、ウンチの方はもっとのんびりやっていきます。

 

我が家のトイトレ will continue.....

潜在性二分脊椎症の疑いから検査入院

【ツマ】

 

次男が二分脊椎症か否かを確定させるためには、一泊二日の検査入院をして、CTとMRIを撮る必要があると言われた10月。

私達夫婦は、次男に検査を受けさせることに決めました。

 

医師からは、

「検査するのに鎮静薬を使ったり、CTやMRIで多少の放射線を浴びることが、検査のデメリットと言えばデメリット」

と言われましたが、それよりも、下半身麻痺や排尿障害の方がリスクとしては高いと判断したからです。

 

医師の話では、仮に二分脊椎症だった場合には、1歳になるまでに処置をした方が良いとのこと。

次男は検査予定日に月齢9か月。

 

「月齢的に決して早いことはない。むしろ遅いくらいだよ。疑いのある子は、半年くらいで検査するよ」

と、医師。幼い次男に検査させてもいいものかと悩む、私の不安を和らげようとしてくれての言葉です。

 

 

我が家には当時3歳の長男がおり、まだ母と離れがたい時期だったこともあり、検査入院の付き添いは夫がすることになりました。

 

検査当日は、朝9時から絶飲食。午前10時に病院に着き、入院手続き。館内の説明をされる間、ずっと抱っこされていたので比較的ご機嫌な次男坊。

 

次男は昼食も取れませんでしたが、院内のキッズルームで目新しいオモチャに気を引かれ、CTとMRIの予約時間である午後2時頃まで、なんとか間を持たせていました。

 

鎮静薬を投与して眠らせるとはいえ、できれば入眠は自然の睡魔の力を借りたいという麻酔科の医師。次男のお昼寝の時間はたいてい午後1時半か2時頃。

 

迫りくる眠気を、オモチャと絵本でごまかしごまかし…

 

やっと鎮静薬投与の時間が来ました。

 

連れて行かれる次男、漏れ聞こえる泣き声、ただただソワソワすることしかできない私と夫。

 

鎮静薬を投与され、つかの間の眠りにおちた次男は、子供用の小さなベッドに寝かされ、あっという間にCTとMRIを終えました。

 

途中で起きて動いてしまったら、検査はやり直しだったので、とりあえず一安心。

眠る次男を夫に託し、私は保育園に通う長男のお迎えに向かいました。

 

 

 

その日の夜は、検査結果の通知はなし。

夫から、「結果は明日の回診前、朝イチで知らせに来てくれるそうだよ」と報告がありました。

 

次男は鎮静薬の効果で、夜までウトウトしたり目覚めたりを繰り返したようですが、夜7時頃に何となく覚醒しだし、水分を取り始め、離乳食も少し口にした様子。

 

長男を迎えに行き、寝る準備をしながらも、夫からのラインに反応しつつ、とにかく検査が終わってくれてよかった、きっと何ともない、大丈夫、そう自分に言い聞かせながら、夜は更けていきました。

 

 

翌朝。

 

夫からの連絡をまだかまだかと待っていた私のもとに、その報告は届きました。

 

「潜在性の二分脊椎症で間違いないでしょう、と言われたよ」

 

 

 

 

おまけ↓


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長男は気遣いの男。

 

 

潜在性二分脊椎症の疑いから受診まで

【ツマ】

 

 

二分脊椎症。

この病気を知ったのは、2017年の夏のことだった。

お風呂上がり、次男の肌に保湿剤をヌリヌリしていたところ、肛門の上に見つけた小さな穴。

「二つ目の肛門?」

なんて軽い気持ちで捉えていたのだけど、twitterでそのことについて呟いたところ、「もしかしたら二分脊椎症という病気かもしれませんよ」と、リプライ(返信)をもらったのでした。

 

「二分脊椎症」という聞きなれない言葉。夫にも話してさっそくネットで調べてみたところ、脳神経の病気で、症状としては排尿障害や排便障害、ひどいと下半身麻痺が引き起こされる可能性もあるという記事を読み、不安になって病院を受診することにしました。

 

これが8月末のこと。

 

産まれる前のエコーでも、産まれたあとの1か月、3.4か月、6.7か月健診でも何も言われたことはありません。私が気付かなければ見過ごしていたレベルのもの。医者が何も言わないなら違うのではないか、という淡い期待のもと、近所の小児科に連れて行きました。

医師からは

「ネットで調べたの?」

と。そうですと答えると、

「二分脊椎症かどうかは大きな病院で検査しないと分からない。近くの総合病院に専門の先生がいるから、紹介状を書くよ」

と言われました。

総合病院の混雑もあり、紹介状をもって受診できることになったのは、1か月後、9月末のことでした。

 

総合病院には私一人で行きました。

小児脳神経外科、という科。初めて来ましたし、その存在も初めて知りました。

専門の先生に診てもらえれば、ひとめで病気か否か分かるのではと思っていたのですが、そこで医師に言われたのは、

「きちんと調べるためには、CTとMRIをとらないといけない。一泊二日の検査入院になる。CTとMRIをとるには、全く動かないようにする必要があるので、鎮静剤で眠らせる必要がある。検査を受けるかどうか、ご家族で相談して、また次回の診察の時までに決めてきて」

とのこと。

 

検査入院。

なんだか大変なことになりそうだ、と思いました。

何より、ゼロ歳児にCTやMRIという大掛かりな検査をすることにためらいもあり、また鎮静剤による副作用も気になりました。

「仮に検査をしない場合は経過観察をすることになるのでしょうか。その場合はいつまで?」と聞くと、医師からは「15歳までかな」と言われました。

 

その途方もない年数に、私の中では「検査を受けよう」という気持ちがほぼ固まりました。仮に病気なら、処置も早い方がいいだろうという気持ちもありました。

 

夫に相談したところ、夫も同じ気持ちでした。

念の為お互いの親にも聞き、私達の決断に異論はないことを確認しました。

10月、再度受診し、検査を受けることを伝えたものの、CTとMRIは順番待ちの状態。最短で年明け、1月末に検査を受けられることになりました。

 

続く